【チャットGPT】メモリ・カスタム指示の使い方 – パーソナライズ

【チャットGPT】メモリ・カスタム指示の使い方 – パーソナライズ

目次

チャットGPTは、アカウントに無料登録することで様々な機能を利用できます。

そんな機能の中でも、メモリ・カスタム指示によるパーソナライズは非常に強力です。
あなたにとって、より的確な情報提供やサポートを実現できます。

この記事では、メモリ・カスタム指示の活用法にフォーカスしてご紹介します。
チャットGPTに登録する方法もお伝えしているので、順を追って理解できる流れです。

ビジネスやプライベートで活躍するパートナーとして、生成AIを活用してみませんか?

チャットGPTのパーソナライズ機能とは?

チャットGPTには「パーソナライズ機能」という便利な設定があります。
この機能によって、あなたの好みやスタイルに合わせた会話ができるようになります。

パーソナライズ設定にはアカウント登録が必須

パーソナライズ機能を使うには、OpenAIの公式サイトで無料アカウント登録が必要です。
登録の流れはこんな感じです。

  1. チャットGPT 公式サイト にアクセス
  2. メールアドレス、Googleアカウント、またはAppleアカウントで登録
  3. 登録完了後、チャット画面から「設定」→「パーソナライズ」に進むだけ

登録作業は短時間で終わるので、すぐにでも気軽に始められます。
さらに詳しい画像付きの手順は、以下の記事から確認できます。

メモリ・カスタム指示について

ここからは、「メモリ」と「カスタム指示」について詳しく見ていきましょう。

「メモリ」とは?

メモリは、やりとりの中でチャットGPTが自動で重要な情報を記憶していく機能です。
この機能によって、会話をするたびに自己紹介を繰り返す手間が省けるようになります。

また、現在のチャットだけでなく、新しいチャットを開始した場合でも、過去の情報を活かして自然な会話を続けることができる点も大きなメリットです。

たとえば、以前のチャットであなたが

と話していた場合、新しいチャットでも

というように、あなたの興味に沿った話題を振ってくれるようになります。

チャットの中で重要な内容を記憶していく

チャットGPTは、何気ない会話の中から重要な情報をピックアップして覚えていきます。

例えば、趣味について伝えた場合、

  • 「趣味はサッカーです」と話すと、次回からサッカー関連の話題を振ってくれる
  • 「音楽が好き」と話すと、音楽ジャンルやアーティストに関する質問をしてくれる

といった形で活用されます。
さらにビジネスシーンでも効果を発揮します。

  • あなたが「営業の仕事をしている」と話すと、営業トークのコツを提案してくれる
  • 「起業準備中」と伝えると、起業に役立つ情報を優先的に教えてくれる

こういった場面で、自然にサポートを受けられるのはとても便利です。

メモリは自動で編集・保存される

メモリは、チャットGPTが会話の中から自動で情報を保存します。
ユーザーが手動で登録する機能ではありません。

手動登録できないのは、一見するとデメリットに思えるかもしれません。
しかし、特別な操作をしなくても、自動で必要な情報を保存できるメリットがあります。

チャットを楽しんでいるだけで、自然にあなたの情報が反映されるのは大きな強みです。

保存されたメモリは自由に削除できる

保存されたメモリは、設定画面からいつでも自由に削除することが可能です。

メモリを削除することで、

  • 必要なくなった情報を整理してメモリ容量を節約できる
  • 古い情報や不要な内容をクリアにして最新の自分に合わせたサポートが受けられる

といったメリットがあります。

また、削除された情報はチャットGPTのメモリから完全に消去されます。
そのため、プライバシー面でも安心です。

【操作例】
設定 → パーソナライズ→ メモリ管理 → 削除したい情報を選択 → 削除ボタン

【事例】あなたの気持ちや表現の仕方など

登録されたメモリに応じて、チャットGPTの反応も変わります。

【事例】

  • 「前向きな言葉が好き」と伝えていた場合
    → 相談するときに、ポジティブな表現を多めに使ってアドバイスしてくれる
  • 「ストレートな意見がほしい」と設定していた場合
    → 回りくどい表現を避けて、率直なアドバイスをくれる

このように、あなたらしいサポートスタイルを形作ることができる機能です。
実際に使ってみることで、メモリの大きな魅力を感じられると思います。

「カスタム指示」とは?

カスタム指示は、チャットGPTに覚えておいてほしい情報を自由に書き込める機能です。
メモリとの大きな違いは、自分で好きなタイミングで編集・更新できることです。

カスタム指示を活用することで、チャットGPTにより詳しい自分像を伝えられます。
その結果、あなたの考え方や背景に合わせた返答やサポートが受けられます。

チャットGPTに覚えておいてほしいことを記述する

たとえば、カスタム指示に

と記載しておくと、プログラミングに関する質問をしたときに、

  • 初歩的な内容ではなく、より実践的なPythonテクニックを紹介してくれる
  • 最新のPythonライブラリや、現場で役立つTipsを提案してくれる

といった形で、深いレベルの情報を提供してくれる可能性が高くなります。

ユーザーが自由な形式で記述できる

カスタム指示は、形式に縛りがなく、自由なスタイルで記述可能です。

たとえば、

  • 簡潔に「マーケティングが得意」とまとめることもできるし、
  • 詳細に「SNSマーケティングを中心に、広告運用も経験あり」と書き込むことも可能

こうして深掘りした内容を伝えておけば、チャットの中でより的確なサポートやアドバイスを受けられるでしょう。

いつでも内容を編集できる

カスタム指示は、会話をしながら気づいたタイミングで、いつでも編集可能です。

たとえば、

  • 「最近興味が広がったから、カスタム指示に新しい趣味を書き足そう」
  • 「より具体的に伝えたい内容が見つかったから、文章をブラッシュアップしよう」

といったように、柔軟にアップデートしていけるのが魅力です。

そして、カスタム指示で編集した内容は次回以降のチャットからすぐに反映されます。
そのため、パーソナライズの結果をスムーズに確認できます。

【事例】あなたの得意分野やチャットGPTの性格など

カスタム指示に書いた内容に応じて、チャットGPTの受け答えも変化します。

【事例】

  • 「穏やかで丁寧な話し方を希望」と記載
    → 柔らかいトーンで回答してくれる
  • 「論理的に率直なフィードバックがほしい」と記載
    → 遠慮せずストレートなアドバイスをしてくれる

このように、あなたにぴったり合ったAI体験を作ることができます。

メモリとカスタム指示の使い分け

メモリとカスタム指示の使い分けについて、まずはテーブルで簡潔にまとめます。
メモリ カスタム指示
保存方法 チャット内で自動保存 自分で設定・編集
内容 気持ち、考え方、会話スタイル 得意分野、希望する性格やトーン
編集・削除 削除可能(自動更新) いつでも自由に編集可能

ここから、さらに深掘りして使い分けの方法を見ていきましょう!

【メモリ】重要なメモを一時的に記憶してもらう

チャットGPTの「メモリ」は、あくまでも一時的な記憶です。
会話の中で重要な内容を自動で判断し、GPT自身が記憶していきます。

メモリで記憶される内容の一例

  • よく話題に出る趣味・関心
  • 仕事の内容や職業
  • 「こう呼んでほしい」といったニックネーム
  • 話し方のトーン(「丁寧に話してほしい」「砕けた感じでOK」など)

こうした情報は、会話をよりスムーズに、自然にするために活用されます。

メモリの特徴

  • チャットごとに情報が反映される(別のスレッドでも活用可能)
  • チャットGPTが自動で更新(ユーザーが何もしなくてもOK)
  • 頻繁に更新される柔軟性があるため、環境や興味の変化にも対応できる
  • その分、不要なメモリは定期的に整理・削除するのがオススメ

削除や整理をすることで、

  • メモリ容量を軽くできる
  • 古い情報による誤解を防げる
  • 最新のあなたに合ったパーソナライズを実現できる

というメリットがあります。

【カスタム指示】重要な情報をずっと記憶させる

「カスタム指示」は、あなたが内容を記述して保存する形式のパーソナライズ機能です。
「こういう人物です」「こういう返答をしてほしい」などの希望を、事前に設定できます。

カスタム指示の記述内容の例

  • 自分の専門分野(例:Pythonに強い、マーケター、医療系など)
  • 得意な話題や扱いたいジャンル(例:株式投資、AI、教育など)
  • どういう雰囲気で応えてほしいか(例:論理的に、やさしく、友達っぽく)
  • NGな話題、避けてほしいこと(例:ネガティブな表現、難しすぎる言葉)

カスタム指示の特徴

  • 内容は自分で自由に書ける
  • 一度設定すれば、次回からのチャットで有効
  • 会話の中で「この情報も覚えていてほしい」と思ったらすぐに追記・編集が可能
  • 一貫したパーソナリティやスタンスでの会話が実現できる

長期的に保存されるからこそ、「AIがあなたを深く理解してくれている」という感覚が生まれます。

パーソナライズ機能の無効化について

「ちょっとAIに覚えられすぎるのが気になるな…」という場合は、パーソナライズ機能を一時的に無効化することも可能です。

いつでも有効化して復元できる

  • メモリもカスタム指示も消えない(設定が残っているだけ)
  • いつでも再有効化すればすぐに元通り
  • 一時的にリセット感覚で使いたい場合に便利

※削除したい場合は、設定からメモリの個別削除・カスタム指示の編集が可能です。

【まとめ】あなただけのAIを活用しよう

チャットGPTのパーソナライズ機能を活用することで、あなたにピッタリ合ったスタイルで会話やサポートを受けることができます。

最後に、この記事の要点をシンプルにテーブルでまとめます。

機能 内容の特徴 編集方法 保存期間
メモリ チャットGPTが自動で記憶 自動保存/削除可能 一時的(更新される)
カスタム指示 ユーザーが自由に記述、長期保存が可能 手動編集 永続的(上書き可能)
無効化 機能を一時停止してもデータは残る ON/OFF切替可能 いつでも再有効化可

パーソナライズ機能を上手に使って、あなたにしかないオリジナルのAI体験を楽しんでくださいね。

ChatGPTのパーソナライズに関するFAQ

メモリは、会話の中から重要な情報をチャットGPTが記憶するメモのようなものです。
カスタム指示は、自分で明示的に設定する長期的な情報です。

はい。メモリに記録された内容は、別のチャットでも参照され、継続的なやり取りが可能になります。

はい。メモリの内容は、チャットGPTが自動で編集して保存されます。
保存されたメモリは、手動で削除・整理が可能です。不要な情報は削除しておくと、より正確なパーソナライズが行えます。

形式は自由です。
簡潔にまとめることもできますし、「得意分野」「希望する返答のトーン」「避けてほしい話題」などを詳しく書くと、よりあなたらしい会話が実現できます。

はい。カスタム指示は次回のチャットから即座に反映されます。
会話しながら気づいた内容をどんどん追加・更新していけます。

たとえば、以下のように活用されます。

  • あなたの趣味や得意分野に合わせた具体例を出してくれる
  • 好みに合わせて丁寧/フランクな口調で話してくれる
  • 長期的に関係性を築くような一貫性ある対応がされる

いいえ。無効化しても、情報は保存されたままです。
あとで再び有効化すれば、以前の内容がそのまま使えます。

メモリもカスタム指示も、ユーザーが自分で確認・管理できる設計になっています。
不要な情報は自由に削除できて、削除した内容はGPTの記憶から完全に消去されます。

以下のように使い分けることができます。

  • 一時的なメモ → 自動記憶される「メモリ」でOK
  • いつも伝えておきたい情報 → 手動で書ける「カスタム指示」がオススメ

両方を組み合わせて使うことで、自分だけのAI体験がどんどん進化していきます。

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髙橋克慶

髙橋克慶

Nexus AI 代表

Web制作・デザイン・マーケティング・コンサルティング等の経験を積み、日本 AIコミュニティ Nexus AIを立ち上げる。AIを実際に活用して、コミュニティ運営に大いに役立てている。

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